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アメックスプラチナには、ファイン・ホテル・アンド・リゾート(以下、FHR)という特典が付帯しています。
これは、対象となるラグジュアリーホテルに以下のような特典付きで泊まれる優待。

○2名分の朝食付き/泊
○部屋のアップグレード(空室状況による)
○アーリーチェックイン・レイトチェックアウト(空室状況による)
○ホテル内のレストランで利用できる$100相当のホテルクレジット

FHRは、公式サイトや一休.comなどの大手宿泊予約サイトと比較して、料金が高くなるケースが多いですが、$100相当のホテルクレジットが付くので、結果として安くなることが多いです。
これに類似した優待特典はラグジュアリーカードなど、一部のプレミアムカードにも見られますが、FHRを例に、どのくらいの料金で宿泊できるのか紹介していきます。

例として、東京都内にある、グランドハイアット東京とパークハイアット東京をピックアップしてみました。
FHRのほかに、ホテルの公式サイトと一休.comで、朝食付きだとどのくらいの料金なのか、表にまとめました。

ファイン・ホテル・アンド・リゾートの料金一例

ホテル名 FHR 公式サイト 一休.com
グランドハイアット東京 37,950円 42,451円
29,953円+朝食=34,633円
32,519円
パークハイアット東京 56,926円 46,941円 41,590円

上表ですが、FHRが朝食付きということなので、公式サイトも一休.comも朝食付きの料金を記載しています。
ただし、グランドハイアット東京に関しては、朝食付きが42,451円なのにたいして、素泊まりが29,953円。
開きがだいぶあるので、素泊まりで予約して現地で朝食を付けた方が安いと思い、【素泊まり料金+朝食料金】として、34,633円も併記しました。

また、一休.comは宿泊料金が結構変動しますが、僕が確認した時点での料金を記載している点に注意願います。

いかがでしょうか?
グランドハイアット東京は一休.comが一番安いですね。
FHRと比べて5,000円強も安い料金設定。

ただし、FHRを利用すると、【$125相当のホテルクレジット】が付帯します。
FHRは一般的に$100相当のクレジットなのですが、グランドハイアット東京に関しては、期間限定なのか通年なのか不明ですが、$125相当。

つまり、夕食をホテルでとるようなケースでは、断然、FHRを利用した方がお得です。

次にパークハイアット東京ですが、こちらは一休.comを利用した方がお得という結果になりました。
FHRと比較して、15,000円以上の開きがあるので、僕だったら空室状況によるという保証のないアップグレードに期待するよりも、一休.comを通じて予約を入れます。

こんな具合に、FHRは安いケースがある一方、公式サイトなどで予約した方がお得なケースもあります。

ただし、FHRを使った方が安いケースは多く、これである程度の年会費をカバーしている会員もいるかと思います。
僕は過去に、ラグジュアリーカードでもこの類の優待を利用しましたが、非常にお得に泊まることができました。
しかも、ラグジュアリーカードの対象ホテルはFHRよりも多く、非常に魅力的です。

年会費の安いUCプラチナカードにも同様の油袋特典が

ただ、アメックスプラチナは年会費が143,000円、ラグジュアリーカードはチタンカードなら55,000円とアメックスプラチナに比べると安価な年会費ですが、ブラックカードだと110,000円。
もうちょい安い年会費のクレジットカードに、この手の優待が付帯していないものなのか?と感じる方もいるハズ。

実は、あるんですよね。
年会費16,500円というメッチャ安いUCプラチナカードにも同様の優待特典が付帯しています。

ということで、僕自身、UCプラチナカードには昨年入会したばかりで、このホテル優待を利用したことが無いので、コンシェルジュに電話をして料金を聞き出してみました。
同時に、FHRと比較して、料金はどうなのか?も気になりました。

今回、ピックアップさせていただいたのは、アンダーズ東京とシャングリ・ラ東京の2つ。

こちらも、ホテル公式サイトおよび一休.comではいくらなのか?を交えて、表にまとめてみましたので、ご覧ください。

ホテル名 公式サイト FHR UCプラチナ 一休.com
アンダーズ東京 42,325円 46,806円 47,005円 43,863円
シャングリ・ラ東京 49,535円
37,771円+朝食=43,337円
41,946円 41,945円 44,933円

アンダーズ東京では、FHRが46,806円なのに対して、UCプラチナカードは47,005円と若干高いですが、ほぼ変わらない料金でした。
公式サイトが42,325円、一休.comが43,863円で、これらよりは高いですが、$100相当のクレジットが付くことを考えると、結果としてFHRやUCプラチナカードのホテル優待を利用した方がお得という結果。

シャングリ・ラ東京に関しては、FHRとUCプラチナカードでは1円しか料金に違いがなく、たった1円ではありますが、UCプラチナの方が安い結果となりました。

さて、ホテル公式サイトや一休.comと比較した場合ですが、シャングリ・ラ東京に関しては、$100相当のホテルクレジットが付与する前に勝負が付いており、FHRやUCプラチナカードを利用した方が安い結果となりました。
シャングリ・ラ東京で夕食をとった場合など、$100相当のクレジットを使うとなると、実質3万円くらいで宿泊できるということですね。
ものすごくお得です。

UCプラチナカードを利用した場合の優待特典詳細

UCプラチナカードを利用して、アンダーズ東京およびシャングリ・ラ東京に宿泊した際の具体的な優待特典をコンシェルジュから聞いたので、以下にまとめますね。

アンダーズ東京の特典内容

お部屋タイプ:キングベッドルーム
料金:47,005円
【特典内容】
・朝食(2名/泊)
・ウェルカムアメニティ
・最大$100相当のホテルクレジット(1滞在につき)
・お部屋の1ランクアップグレード(空室状況による)
・アーリーチェックインおよびレイトチェックアウト(空室状況による)
・24時間ジム利用
・ラウンジ利用(ワイン、シャンパン)

シャングリ・ラ東京

お部屋タイプ:デラックスルームキング
料金:41,945円
【特典内容】
・朝食(2名/泊)
・VIPアメニティ
・ホテルクレジット$100相当または室料(平均一泊金額)の10%相当、いずれか高い方の適用(1滞在につき)
・お部屋の1ランクアップグレード(予約時の空室状況による)
・アーリーチェックインおよびレイトチェックアウト(空室状況による)
・ジム利用

アンダーズ東京に関しては、ラウンジも利用可能なのですね。素晴らしいです。
シャングリ・ラ東京に関しては、室料(平均1泊金額)の方が$100を上回る場合、そっちをもらえるそうですので、スイートルームなんかに泊まる方は、もう少しお得かもしれませんね。

いずれにしても、年会費16,500円のクレジットカードにこんな優待が付帯しているのは、脱帽ですね。
部屋のアップグレードも踏まえると、1回の利用で年会費を回収することもありそうです。

プラチナカードに求める優待は、個々で異なるでしょうが、ラグジュアリーホテルによく泊まる方、それが楽しみのひとつなんだ、って方等は、ぜひこの優待特典を利用してみてはいかがでしょうか?