2021年11月に発表された、ラグジュアリーカード最高峰となるMastercard Black Diamond(以下、ブラックダイヤモンドといいます)
完全招待制で、年会費のほかに“入会金”が必要なクレジットカードです。
このブラックダイヤモンドについて、ラグジュアリーカードのオフィスへ伺い、営業担当者から話を聞いてきました。
なお、ラグジュアリーカード担当者が、当チャンネル、当サイト向けに、専用問合せフォームを用意してくれました。下記動画の概要欄にリンクを貼っていますので、興味のある方はお気軽にご利用ください。
ブラックダイヤモンドには天然ダイヤモンドが埋め込まれている
まず、デザインについてお話をします。
カードフェイスは、現行のブラックカードと同じで、マット調の黒。
カードの左上の隅には、天然ダイヤモンドが埋め込まれています。そのダイヤモンドは、カードフェイスの“黒”とデザイン的に馴染むよう、特殊加工で“黒”に仕上げています。
このダイヤモンドは、カード表面と面一になっているのですが、カードに埋め込むということで、技術的に約2年の歳月を要したそうです。
また、今回からカードデザインがリニューアルされ、カード表面からカード番号やカード名義等が消え、これらの情報は裏面に集約。さらに「縦型デザイン」になりました。
縦型にした経緯を聞くと、「現代社会では、カードをスワイプするよりも、決済端末に縦に挿入することが多いため」ということで、納得です。
入会金と年会費について
ブラックダイヤモンドは、年会費のほかに“入会金”が必要。
入会金:110万円(税込)
年会費:66万円(税込)
入会時には、合計で176万円のお金が必要ということですね。
ブラックダイヤモンドの招待状を受け取る条件
ブラックダイヤモンドの招待状を受け取るには独自の審査があり、ラグジュアリーカード会員の中でも限られた方しか受け取ることができません。
しかし、担当者とお話をしたら、「基本ゴールドカード会員」だということでした。
ゴールドカードは、年会費が22万円(税込)と高いですが、平均年収も年間の利用金額も、他の会員よりも高いようで、ある意味、納得です。
個人と法人決済用の2タイプを用意
通常、こういった秘匿性の高いクレジットカードは、個人カードのみの発行となっていますが、ブラックダイヤモンドに関しては、個人カードと法人決済用カードの2タイプがあります。
これは、経営者にとって非常にうれしいです。
入会金や年会費を経費として落とすことができますし、会社の経費はもちろん、税金の支払いにも利用することができます。
ブラックダイヤモンドの優待サービスの一例
年会費が66万円もするクレジットカードとは、いったい、どんな優待特典が付帯しているのか?
ここがかなり気になるところ。
このブラックダイヤモンドのように、秘匿性が高いクレジットカードは、通常、その優待サービスの内容をほとんど公開できないのですが、ブラックダイヤモンドについては既に一部メディアで具体的に公開されています。
ここで、あらためて優待サービスを聞かせていただきました。
大手航空会社のマイルをプレゼント
日本⇔ハワイのビジネスクラス往復相当のマイルを年に一度プレゼントしてもらえます。
具体的な航空会社の名前は非公表ということで教えてもらえませんでしたが、僕ら日本人にとっては、かなり利便性の高い航空会社のようです。
また、マイルでプレゼントなので、別にハワイじゃなくっても、国内での利用やシンガポールや上海などでも使うことが可能。
この辺もフレキシブルに活用でき、Goodですね。
GILTの究極のカスタマイズギフト
ファッションサイト「GILT」の目利きの担当者が、会員からのヒアリングを行いセレクトする、究極のカスタマイズギフトを年に2回もらうことができます。
1回あたり15万円相当なので、年間30万円相当ですね。スゴイです。
このカスタマイズギフトですが、既にGILTの会員の方は、本人からのヒアリングに加えて過去の購買履歴も参考にセレクトするようです。
そして、ブラックダイヤモンド会員それぞれで贈られてくるプレゼントが異なります。
また、本会員だけじゃなく、例えば奥さんへのプレゼントとして、奥さんにヒアリングをしてもらい、ギフトをセレクトするのもOK!だそうで、こちらもフレキシブルな対応。
マリオットギフトまたは東急ホテルズの選べるホテルギフト
マリオットボンヴォイのギフトカードまたは、東急ホテルズで使える選べるホテルギフトを年に1度もらうことができます。
こちらは、最高20万円相当。
マイルやGILTの優待同様、会員が選択できますし、対象ホテルならどこでも利用できるので、自由度が高くていいですね。
ポイント還元率は2%、マイル還元率は1.2%
ラグジュアリーカードは、もともとポイント還元率の高いクレジットカードですが、ブラックダイヤモンドのポイント還元率は2.0%となります。
貯めたポイントはマイルに交換することも可能ですが、この場合のマイル還元率は1.2%。
1,000万円利用すると12万マイル貯まる計算で、ゴールドカードよりも高いですね。
専任コンシェルジュで3人のチーム体制
コンシェルジュは、ブラックダイヤモンドだと専任コンシェルジュとなります。
会員のことをよく知る3人のチーム体制となっていて、非常にスムーズに利活用することができます。
ブラックダイヤモンド会員専用のクローズドのコミュニティ
ブラックダイヤモンド会員が購入できる、クローズドのコミュニティを用意しています。
会員同士の繋がりを大切にしている、ラグジュアリーカードらしいサービスですね。
クレジットカードを通じて、新しい出会いが生まれるのは他社ではほぼないです。
パーク ハイアット 東京の「クラブ オン ザ パーク」を都度料金で利用可能
新宿にあるパーク ハイアット 東京のスパ&フィットネス施設「クラブ オン ザ パーク」を都度料金で毎週1回利用することができます。
クラブ オン ザ パークは、通常、入会金200万円、保証金300万円、年会費363,000円が必要な施設。
この高額な料金を支払うことなく、都度料金で使用できるのは、かなりお得な優待です。
年会費相応以上の価値
年会費が66万円もする高額なブラックダイヤモンドですが、ある程度お金の目安を付けられる優待を拾っていくと、そんなに高くないことが分かります。
日本⇔ハワイのビジネスクラス往復相当のマイル、年2回のGILTのプレゼント(15万円相当×2回)、マリオットのギフトカードまたは東急ホテルズの選べるホテルギフト(最高20万円相当)、この3つだけでも年会費相応以上の価値があります。
当然、公開しているのほかにも優待サービスは付帯していますし、ポイント還元率が高いことをも踏まえると、決して高くない年会費設定であると感じました。
興味のある方は、まずはラグジュアリーカードに入会してみてはいかがでしょうか?
関連リンク
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