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近年、条件付きで年会費無料のゴールドカードが人気となっていますが、【年会費無料】故に中身が薄く、別に「ゴールド」の冠を付けなくっても良いのでは?と個人的に感じます。
セゾンゴールドアメックスのように、中には旅行傷害保険が“ゴールド”並みに付帯したカードもあることはありますが、多くの場合、一般カードと変わらないような旅行傷害保険となっているケースが多く、なぜ“ゴールド”の名を付けるのか、ちょっと疑問も抱いてます。

時代の流れに沿って年会費無料のゴールドが主流か

もともと、日本国内でクレジットカードが登場したときには、いわゆる一般カードしかありませんでした。
その後、クレジットカードの便利さが広く認知され、各クレジットカード会社がワンランク上の付帯サービスを備えた「ゴールドカード」をリリース。

このとき、プラチナカードの存在はなく、「ゴールド」が最上位カード。
JCBザ・クラスも、もともとはJCBゴールドから派生させたカードで、登場時はしっかりと券面に「JCB GOLD」の文字が印字されていました。

つまり、ゴールドカードはステータス性を高めたクレジットカードだったのに、時代は流れ、現在は多くの方が気軽に持てるクレジットカードに。

年間50万円とか、年間100万円以上の利用で、翌年以降の年会費が無料になるとか、年1回以上の買い物で翌年の年会費が無料になるとか、維持費も全然かからなくなったゴールドカードもだいぶ増えましたね。
以前は、ゴールドカードといえば年会費1万円くらいだったのに。。

これも時代のニーズに沿った変化だと思いますが、冒頭に記載したように、カード名称に「ゴールド」と付ける必要があるのか?という疑問も個人的にあります。

JCBゴールドはポイントより優待サービスを重視!?

そんな中、優待サービスと付帯保険に力を注ぐゴールドカードがあります。

その一つがJCBゴールド。

他社ゴールドは、年間利用額に応じたボーナスポイントとか、特定の対象店で20%還元とか、「ポイント」を重視した施策を講じているケースが多い世の中。

JCBゴールドは時代に逆行していると感じる方もいるのでしょうが、やはり、ゴールドらしいサービスを求める声があるのも事実。

他社との差別化、という意味合いでも、個人的にはJCBの姿勢を高く評価しています。

そもそも、ポイントだけを重視するなら、年会費無料のクレジットカードでも十分ですから。。

JCBオリジナルシリーズ

2025年新しいサービスを続々と追加

そのJCBゴールドですが、2025年に入り、新サービスを追加していっています。

まず4月にJCBスター・ダイニング by OMAKASEがスタート。

OMAKASEはミシュランガイド掲載店を中心に、予約の取りづらい飲食店をオンラインで予約できるグルメサイトで、誰でも会員登録すれば利用ができます。

そのOMAKASEとJCBが提携し、JCBのプレミアムカード会員は、対象店で常時最大5%割引で食事が出来たり、年に複数回、対象店で最大20%割引や貸切イベントを開催。

さらに10月からはHoteLuxのElite会員に無料で招待する特典も付帯しました。

JCBザ・クラスになると、より上位資格となるHoteLuxのElite Plus会員に招待されるのですが、個人的には年間に高級ホテルへ宿泊する機会が多くないなら、Elite会員でも十分満足できると思います。

Elite会員であっても、朝食2名まで無料、客室無料アップグレード、アーリーチェックイン/レイトチェックアウト、最大200米ドル相当のホテルクレジットなどの特典付きで宿泊できますから。

このHoteLuxの上級会員資格は、2025年時点でラグジュアリーカードやダイナースクラブカードにも付帯していますが、JCBは独自の特典としてHoteLuxで利用可能なクーポンを配布。

JCBゴールドの場合、5,000円クーポンを年2回プレゼントしており、他社カードのサービスを利用するよりもお得にHoteLuxを利用できます。

昨今の優待よりポイントを重視するゴールドカードと比べて、優待を重視した稀少な1枚。

JCBは他社のゴールドカードと比べても旅行傷害保険の保険金額が大きいですし、カードの不正利用があった場合の対応も高く評価されています。
「安心感」を重視する方にもおすすめのゴールドカードかと思います。