ダイナースクラブカード VS JCBプラチナの比較

気になるクレジットカードを比較

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年会費も近い2枚のクレジットカード

プラチナカードnaviでは、チャンネルの視聴者さんから頂いたコメントの中から、要望が一定数あったカードの比較を行っております。
このページでは、ダイナースクラブカード(一般カード)とJCBプラチナの2枚について、付帯保険や優待サービスを紹介していきます。

年会費も大きく違わない2枚のクレジットカードですが、JCBプラチナはその名の通り“プラチナカード”。それもあってか、付帯保険や優待サービスはかなり異なるものとなります。
しかしながら、それぞれのカードに“良さ”があり、そこを理解すればおのずと選択は絞られてくるのではないか?と感じます。

なお、2枚のカードに共通して言えるのは「安心感」ではないか?と感じます。2024年、某クレジットカード会社の不正利用とその対応がメディアで大きく取り上げられましたが、JCBは不正利用が発覚した際の対応が素晴らしいと、動画チャンネル「プラチナカードnavi」の視聴者さんから複数のコメントが届いています。デスクの繋がりやすさも魅力のJCBは、やはり会員にとって「安心感」があります。 「国内唯一の国際ブランドだから応援している」という声も多いJCBですが、個人的に「安心感」というのは年会費有料のクレジットカードを選ぶ際の重要なファクターの一つであると感じています。
一方のダイナースクラブカードは、第三者機関の格付けで、クレジットカードの問合せ窓口部門では何年も連続で最高評価の“三ツ星”を獲得しており、電話対応は定評があります。こちらも、多くの視聴者さんから「ダイナースは安心できる」と言った旨の声が届いています。

項目ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの券面画像
JCBプラチナ
JCBプラチナの券面画像
本会員
年会費
24,200円(税込)55,000円(税込)
家族会員
年会費
27,500円(税込)1枚無料、2枚目以降3,300円(税込)

付帯保険の比較

旅行傷害保険

それでは、ダイナースクラブカードとJCBプラチナ、2枚のカードの付帯保険をまとめてみます。

項目ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの券面画像
JCBプラチナ
JCBプラチナの券面画像
海外旅行傷害保険 利用付帯 利用付帯
傷害死亡・
後遺障害
最高1億円 最高1億円
傷害治療・
疾病治療
300万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円
携行品損害 50万円 100万円
救援者費用 300万円 1,000万円
国内旅行傷害保険 利用付帯 利用付帯
傷害死亡・
後遺障害
最高1億円 最高1億円
入院日額 5,000円 5,000円
通院日額 3,000円 2,000円
手術費用 最高5万円 最高20万円

航空便遅延費用保険

付帯する航空機遅延費用保険は下表の通りとなります。
アメックス・プラチナは、海外航空便遅延費用保険のみ付帯しています。

項目ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの券面画像
JCBプラチナ
JCBプラチナの券面画像
海外渡航便
遅延費用
利用付帯
乗継遅延 2万円
出向遅延・欠航 2万円
受託手荷物遅延 2万円
受託手荷物紛失 4万円
国内渡航便
遅延費用
利用付帯
乗継遅延費用 2万円
出向遅延・欠航 2万円
受託手荷物遅延 2万円
受託手荷物紛失 4万円

動産総合保険

動産総合保険は、いずれも年間補償限度額が500万円に設定されていますが、自己負担額はダイナースクラブカードの方が大きい点に注意してください。

項目ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの券面画像
JCBプラチナ
JCBプラチナの券面画像
年間補償限度額500万円500万円
備考購入日より90日間、自己負担額1万円購入日より90日間、自己負担額3,000円

スマートフォン保険

スマートフォン保険はJCBプラチナのみに付帯し、ディスプレイの破損を年間最大5万円まで補償する保険が付帯しています。
ただし、保険事故発生時点で、購入後24ヵ月以内のスマートフォンが補償対象、直近3カ月以上連続で携帯通話料金の支払いが当該カードであることといった条件がありますので、注意してください。
なお、JCBプラチナの上位カードとなるJCBザ・クラスは、購入後36ヶ月以内のスマートフォンなど、より厚い補償内容となります。

ポイントプログラム

ポイントについて記述していきますが、JCBは2026年1月よりポイントプログラムがリニューアルされます。
まだ、詳細が分かっていない点もありますが、分かる範囲内で2026年1月からスタートするポイントプログラムを基に2枚のカードを紹介していきます。

ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの券面画像
ポイントの付与100円=1pt
特徴 ■ポイント還元率は高くなく0.3~0.4%程度となります。
■セブン-イレブン、成城石井、マツモトキヨシ、ココカラファイン、マクドナルド、コメダ珈琲店、デニーズなど対象の加盟店ではポイントが5倍
■全国の対象宿泊施設、レストラン、ショップではボーナスポイントが付与されます。
■グローバルマイレージ(年間参加費6,600円)に参加することで、航空会社のマイレージプログラムへポイントを移行することができ、とくにANAマイルへの1pt=1マイル(マイル還元率1%)で移行可能。(※年間移行上限は4万マイルまで)

【注意点】
電気、ガス、水道料金や公金・税金、電話・携帯料金、NHK受信料、病院、ETC料金など、200円=1ptの付与となる加盟店があります。
JCBプラチナ
JCBプラチナの券面画像
ポイントの付与200円=1pt
特徴 ■基本ポイント還元率は0.5%ですが、年間50万円利用ごとにボーナスポイントが付与され、最大ポイント還元率は1%
■事前登録することで、スタバのオンライン入金20倍、タクシーアプリGOで10倍、セブン-イレブンやAmazon.co.jpで3倍など、特定加盟店でポイントアップ
■Jポイントモールで最大20倍

上表のように、ダイナースクラブカードは、移行上限が設定されているものの、ANAのマイル還元率1%がデカいです。僕自身、「いつものお店でポイントボーナス」対象店で年間30万円以上利用しますが、これだけで15,000pt(=15,000ANAマイル)はホントに大きい。グローバルマイレージの年間参加費6,600円がかかりますが、ANAマイルを貯めている方にはAMCへのポイント移行が最もベターだと思います。

JCBプラチナは、スタバのオンライン入金でポイント20倍。還元率にすると10%還元です。アメックスのゴールド・プリファードはスタバのオンライン入金で20%キャッシュバックと、さらにお得ですが、毎年1月1日~6月30日、7月1日~12月31日のそれぞれの期間で最大2,500円がキャッシュ爆上限。年間では5,000円までとなります。なので、スタバをよく利用される方にとっては、JCBの方がより大きな恩恵を受けます。
また、2026年から始まるボーナスポイントは、年間利用合計金額が50万円(税込)達成する毎に付与。ボーナスポイントの付与タイミングは達成した翌月となっている点に注目。一般的に年間利用金額に応じたボーナスポイントは、翌年にカードを更新した“継続特典”として付与されるのに対して、JCBは“継続特典”ではなく達成月の翌月に付与。個人的には良心的な設定だと感じています。
ただ、JCBのポイントですが、交換レートが高いアイテムは非常に限られています。2026年2月からは、コード決済サービス「MyJCB Pay」でポイント利用ができるようになりますが、そのMyJCB Payが使えるお店は決して多いとは言えず、1回の利用上限額は2025年時点では3万円まで。こういった点が改善してくれれば、もっと使いやすいポイントプログラムになるのにな、と個人的に感じます。

なお、2枚のカードはポイント還元率よりも優待サービスを重視する会員が多く、ポイント還元率に大きなこだわりを持っているなら別のカードを選択することをおすすめします。

旅行系優待

ダイナースクラブカードのホテル系優待

ダイナースクラブカードは、「クラブホテルズ The Status Match」という優待を用意しており、対象ホテルでは朝食2名まで無料、無料客室アップグレード、アーリーチェックイン/レイトチェックアウト、100米ドル相当のホテルクレジットなどの特典付きで宿泊できます。(※特典内容は宿泊施設によって異なります。)

また、会員制高級ホテル予約アプリ「HoteLux」のエリート会員資格を無料で与えられます。(※12ヶ月ごとに再登録が必要)
これにより、朝食2名分無料、無料客室アップグレード、最大200米ドル相当のホテルクレジット、アーリーチェックイン/レイトチェックアウトなどなどの特典が付帯します。(※特典内容は、宿泊施設によって異なります。)

そのほか、「一休.com 特別優待」があり、毎月先着100名に一休.com利用時に利用できる5,000円分のクーポンを配布。このクーポンは、一休.comで3万円以上の宿泊の際に利用でき、お得度は高いのですが、何せ“毎月先着100名”となっていますので、争奪戦は覚悟しなくてはなりません。
それでも、仮にクーポンを年間で4回取得出来たら2万円の価値。年会費の大半を回収することができますので、かなり美味しい特典となります。

JCBプラチナのホテル系優待

ザ・クラスを含むJCBのプレミアムカード会員は、ワシントンホテルチェーンのホテルを割安な料金で宿泊できる特典を利用できます。

僕自身、藤田観光の「THE FUJITA MEMBERS」会員ですが、会員料金より安く泊まれることが多く、出張時に重宝しています。毎月のように出張へ行かれる方で、グレイスリーブランドを含むワシントンホテルチェーンに宿泊する機会が多いなら、年間でかなりの恩恵を受けられます。
しかも、 THE FUJITA MEMBERSのポイントも貯められるので、かなり美味しい特典。

ただし、ホテルによってはシーズンを問わず予約を取りづらいケースもあります。
僕自身は毎年のように利用している特典ですが、視聴者さんからは「特定の地域では全然客室の空きが無い」との報告もあり、利用する場所によっては意味のない特典となります。

また、2025年10月からは「JCB Premium Stay Powered by HoteLux」が追加。
HoteLuxの上級会員資格が与えられ、世界4,000軒以上のラグジュアリーホテルを客室アップグレードや朝食2名まで無料などの特典付きで宿泊することができます。(※宿泊施設によって特典内容は異なります。)
ホテル公式サイトを経由するよりも20%以上お得に泊まれるケースも珍しくないので、この特典はかなり強力だと言えます。

ただし、アメックスのファイン・ホテル・アンド・リゾートやザ・ホテル・コレクションにも言えますが、「宿泊するホテルや予約するタイミングによっては、必ずしもカード付帯の特典がお得だとは言えない」ので注意が必要です。
ホテル優待が付帯するクレジットカードを持っていない場合では、「前回予約したときは一休.comが安かったけど、今回はホテル公式サイトが安い」といったケースが多々あるように、HoteLuxやファイン・ホテル・アンド・リゾートよりも安く泊まれる予約が他にありうるので、注意してください。

秋葉原ワシントンホテル

秋葉原ワシントンホテルの朝食

空港ラウンジ

まず、国内空港ラウンジは、ダイナースもJCBも不便を感じることはありません。どちらも利用できるラウンジの数としては最高水準です。


プライオリティ・パスについては、ダイナースは無料で利用できる年間利用回数に制限(海外の空港ラウンジのみ対象)がある点に注意ですが、年間10回まで無料利用可能なので多くの方は不満を感じることは無いでしょう。
JCBプラチナは、年間無料利用回数に制限はありませんが、国内については空港ラウンジのみ利用可能で、飲食店・リフレッシュ施設等の利用は出来ない点に注意です。

ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの券面画像
JCBプラチナ アメックス・プラチナの券面画像
国内は空港ラウンジのみ利用可能
海外は、空港ラウンジのほか、飲食店やリフレッシュ施設等の利用も可能
また、海外については年間無料利用回数が10回までと制限されます。
家族カード会員は登録できません。
国内は空港ラウンジのみ利用可能
海外は、空港ラウンジのほか、飲食店やリフレッシュ施設等の利用も可能

家族カード会員は登録できませんが、同伴者料金は1名につき2,200円(税込)と格安

グルメ優待

ダイナースクラブカードとJCBプラチナ、それぞれの主なグルメ優待を表にまとめてみました。

ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの券面画像
JCBプラチナ
JCBプラチナの券面画像
■エグゼクティブ ダイニング
■招待日和
■The Club Dining
■トランジットグループでの特別優待
■JCBスター・ダイニング by OMAKASE
■グルメ・ベネフィット
■クラブ・オフ

いずれも「2名以上の予約で1名分のコース料理が無料」になる優待が付帯し、ダイナースクラブカードでは「エグゼクティブダイニング」、JCBプラチナでは「グルメベネフィット」というサービス名称がつけられています。
ダイナースクラブカードにはコンパニオンカードとして「TRUST CLUB プラチナマスターカード」が付帯しており、これにより“招待日和”も利用可能。エグゼクティブダイニングと招待日和は重複する店舗も多いのですが、その重複分を除外したとしてもトータルで350店舗以上の飲食店で優待を受けられます。この対象店舗数の多さは、他社カードのサービスを圧倒しており、この優待を重視するならダイナースは持つべきカードですし、この優待を年に複数回利用するだけで年会費以上の恩恵を受けられます。

JCBプラチナのグルメベネフィットは2025年時点で約190店が対象なので、ダイナースの凄さが理解できるかと思います。

ダイナースの「The Club Dining」は、対象のレストランで割引やワンドリンクサービス、お店からのお土産付きなどの特典を受けられるサービス。そのほか、トランジットグループの対象レストランでは、割引やボトルワイン半額などの優待を受けられます。
上表には書きませんでしたが、ダイナースクラブは毎年恒例のフランスレストランウィークや銀座レストランウィークなどのイベントでは、会員向けに優待を用意しており、グルメ系に強いカードです。
2025年には、期間限定で大阪梅田エクスペリエンスも開催され対象の飲食店でワンドリンクサービス等の特典を受けられます。(大阪梅田エクスペリエンスは2026年3月31日利用分まで)

OMAKASEは登録すれば誰でも利用可能なグルメ予約サイトですが、JCBのプレミアムカード会員になると、

■常時最大5%割引になる対象店がある。
■年に複数回キャンペーンがあり、最大20%割引となることもあります。
■たとえば「お子様連れ限定」など特定の方を対象とした名店貸切イベントを年に複数回開催。


といったような特典が用意されています。OMAKASEはミシュランガイド掲載歴のあるお店や、本当に予約が取りづらいお店が多数あるので、高級グルメが好きな方には非常に嬉しい優待ではないでしょうか。

OMAKASEの活用事例

OMAKASEの活用事例

その他の主なサービス

ダイナースクラブカードは、期間限定ながら全国のリージャスのラウンジを無料で利用できます。ダイナースの一般カードは、1回4時間、年12回までの制限がありますが、出張先や旅先でテイクアウトした食事を取りながらPC作業をしたり、読書をしたりなど、色々なシーンで活用できる優待。
名古屋テレビ塔3階の有料ラウンジ「THE TOWER LOUNGE CASHIME」を都度料金で利用できたり、対象ゴルフスクールでプライベートレッスンを最大50%割引、対象のゴルフ練習場で割引等の優待などなど、たとえば2万円くらいの年会費のプラチナカードと比べても、そこには無いサービスを用意しています。


一方のJCBプラチナですが、“プラチナ”ですのでコンシェルジュサービスを利用できます。JCBのコンシェルジュは、ラグジュアリーカード同様に電話をすると自動音声なしに担当者に繋がります。他社カードのコンシェルジュは、担当者に繋がるまで自動音声に従って一定のプッシュ操作が必要なので、非常にストレスフリーです。
また、国内2大テーマパークでの優待が付帯しており、家族やカップルにとって嬉しいですね。京都の駅ビルには「JCB Lounge 京都」があり、無料で利用することができるので、京都へ出張や旅行に行く際に重宝します。

総合的にはJCBプラチナが優位

年会費が近い2枚のクレジットカーですが、総合的にはJCBプラチナが優位かと思います。付帯保険も厚いですし、コンシェルジュサービスも使える。プライオリティ・パスの利用回数に制限もありませんし、OMAKASEと提携しているカードはJCBのみ。

ただし、ダイナースクラブカードはグルメ系優待が豊富ですし、HoteLuxの上級会員資格を与えられるのも魅力。年会費の元を取りやすいクレジットカードであることは間違いありません。

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカード券面画像
年会費 本会員 24,200円(税込)
家族会員 5,500円(税込)
申込み対象 当社所定の基準を満たす方
カードブランド ダイナース

JCBプラチナ

JCBプラチナ券面画像
年会費 本会員 27,500円(税込)
家族会員 1枚無料、2人目以降3,300円(税込)
申込み対象 20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
学生の申込みは不可
カードブランド JCB

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