アメックス・プラチナはこうやって年会費の元を取る!デメリットもあるが実用的でメリットの高い1枚

補償が充実し、通年でキャッシュバックキャンペーンも実施

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード メインイメージ アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード メインイメージ

プラチナカードの最高峰 アメックスプラチナ

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(以下、アメックスプラチナといいます)は、1993年に日本国内で発行を開始したクレジットカードで、年会費が143,000円(税込)と、数あるプラチナカードの中でも最高レベル。
破格の年会費ゆえに、“普通”の人には縁のないカードかもしれませんが、サービスの質が高く、富裕層の間では人気が高いのが実情。

確かに、優待・サービスの質は高いのですが、個人的には、実用性の高いクレジットカードという印象が強いです。

理由は、
・1年保証の家電やパソコンなどが、たとえば3年後に故障しても修理費用の一部を補償してくれる保険が付帯している。ほかにも個人賠償責任保険が付帯するなど、保険の充実度は、他社と比べて頭一つ抜けていて、安心感が高い。
・ヒルトンやマリオットなどの上級会員になれるので、最低グレードの部屋を予約してもほぼほぼアップグレード。ヒルトン系では朝食も無料でつくので、宿泊費を大きく抑えられるメリットがある。
・キャッシュバックキャンペーンが通年で色々と実施されている。コンビニや家電量販店のほか、テイクアウト、家具、などなどバラエティに富み、年間数万円の元を取ることも可能。
とくに、ホテル系のキャンペーンはキャッシュバック率が20~30%と大きい。
・Yahoo!ショッピングやAmazonなど特定のショップではポイントが3倍となり、早いスピードでポイントが貯まる。とくにANAのマイルを貯めているならメリット大。

もちろん、ライフスタイルによって、このカードのメリットを享受できるかどうかは異なりますが、僕にとっては大きなベネフィットを受けているプラチナカードです。

また、広く認知されているように、優待に関してはトラベル系が強いと感じますが、これは米国に本拠地を置くアメリカン・エキスプレスが、クレジットカード事業をはじめとする金融業のほか旅行業を営んでいることも少なからず影響しているのではないでしょうか?旅行関連の優待特典は、他社カードと比べて頭一つ抜けているといっても過言ではありません。

このカードのデメリット
  1. 年会費が143,000円(税込)と高い
  2. ANAマイルへのポイント移行は年間4万マイルが上限
  3. ポイント還元率は低い。
  4. ETCカードは1枚あたり年間550円(税込)と有料。
  5. 会員誌はほぼ広告しかない。
アメックス・プラチナのメタルカード実物写真

素材はメタルでプラ製のセカンドカードも有

アメックスプラチナの素材は、2019年よりメタルカード、つまり金属製のクレジットカードとなりました。この素材が、グリーンカードやゴールドカードと異なる点です。
ただし、2021年8月より、アメックスビジネスゴールドがメタルカードとなったため、個人カードのゴールドも、いずれメタルカードとなる可能性が高いと思われます。
ちなみに、メタルカードであってもコンタクトレス決済に対応しているクレジットカードとなります。
この素材の変更に伴い、最近では主流となりつつありますが、アメックスプラチナはいち早くセキュリティに配慮してカード番号が表面から消えて、裏面に刻印されました。
現在、国内ではカード表面にカード番号がないのは主流となりつつありますが、その先駆けともいえるのが、アメックスプラチナです。
ただし、グリーンカードやゴールドカードについては、今もカード表面に番号が記載されたデザインを採用しています。

カード番号がないおかげで表面のデザインがスッキリしたのですが、「クレジットカードらしさ」が非常に薄くなり、メタル特有の重量感もあって、カードを渡した店員に「はっ?これはクレジットカード?」って顔をされることもあります。
もともとアメックスカードはグリーンカードやゴールドカードも含めて“クレジットカードらしくないデザイン”なので、このアメックスプラチナはなおさら不思議に思われるようです。

ただ、金属素材を使ったラグジュアリーカード同様、アメックスプラチナのメタルカードも、一部受け付けない決済端末機が存在します。
個人的な利用範囲では、Times駐車場の精算機では使えません。僕はよくtimes駐車場を利用しますが、僕の経験上では使えたためしがありません。

決済端末機でメタルカードを使用できるか?

確認できたメタルカードが使えない端末機はTimesの精算機



しかし、アメックスプラチナはセカンドカードとして、プラスチック製のカードも無料で持てるので、メタルカードを使用できない精算機はセカンドカードで決済が可能ですから安心。 同じ金属製であるラグジュアリーカードの場合、プラスチック製のセカンドカードが存在しませんので、アメックスのユーザー利便性への配慮には好感が持てます。

アメックスのメタルカードとプラ製セカンドカードの写真

※左がメタル製カード、右がプラスチック製セカンドカード
※現行のデザインより古いデザインとなります。

アメックスの利便性は申し分なし

僕は少々古い人間であり、アメックスカードはまだ小さい頃(中学生くらい?)に発行されはじめたので、当然、大人になった頃は使えるお店が多くなく、アメックスは利便性に欠ける国際ブランドでした。
その先入観から、アメックスカードの申し込みをあえて避けていました。

しかし、今現在は日本国内での加盟店数は非常に多く、JCBやVisaと大きく変わらないレベルで、利便性に申し分はありません。これは、2000年にJCBとアメックスが加盟店をお互いに開放する契約を締結したことが影響しています。この加盟店開放契約により、国内シェアナンバーワンのJCBが使えるお店の多くでアメックスカードが使えるようになりました。

同じ143,000円の年会費であるダイナースクラブ プレミアムカードは、少々利便性に劣ります(Mastercardブランドのコンパニオンカードを使用すればOK!ですが)が、アメックス・プラチナに関してはスーパーやコンビニ、飲食店、ホテルなどクレジットカード決済が可能なお店であれば、ほとんど利用が可能となっています。

アメックスプラチナの歴史

アメックス・プラチナの年会費は元をとれる!?

さて、これからアメックス・プラチナに入会しようか検討している方々にとっては、その【価値】が気になるところではないでしょうか?

平たく言えば「年会費の元を取れるのか?」という疑問。

クレジットカードに年会費143,000円を支払う感覚は、普通では考えられないですからね。
さすがに僕も最初は躊躇しました。(僕が入会したときは、もう少し年会費が安かった)

結論から言いますが、アメックス・プラチナの年会費の元を取るのは、“普通”の方にとっては容易じゃありません。

やはり、他のクレジットカード同様、ライフスタイルがアメックスの提供するサービス、優待特典と合致しているかどうか?が焦点となります。

ここで、僕自身がどれだけ元を取っているのか、実際の1年間の事例をもとに紹介します。

マイルで半分以上の元を取る

国内での出張が多い方にとっては、貯めたポイントをANAのマイルに移行するのが最もお得なのではないか?と個人的に思っています。
なんせ、後述しますが、アメックスカードのポイント還元率は他社と比べて低いので、ギフト券や他社のポイントに移行するなど、損をするようなマネは僕にはできません。

ただし、ANAだと年間の移行上限が4万マイル(4万ポイント相当=400万円利用相当)に決められているため、これを超える年間利用はしないよう心掛けています。

ちなみに、アメックスプラチナはYahoo!ショッピングやAmazon.co.jp、ヨドバシカメラなどではポイントが3倍貯まるため、僕のようにこれらのお店での使用頻度が高い場合は、年間250~300万円くらいの利用でANAの4万マイルが貯まるので、注意が必要です。使い方次第では年間200万円くらいで4万マイル相当のポイントに達するため、超過した分は何に交換すべきか悩むことになりかねません。

移行したマイルは特典航空券に使用するのですが、個人的な感覚ではありますが、4万マイルは少なく見積もっても10万円の価値はあります。

キャッシュバックキャンペーンの利用

アメックスは、会員向けに年間を通じて様々なキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
ここで、僕自身が直近1年間で利用した事例をまとめてみました。

項目 金額 備考
ガソリン 約2,400円 ハイオク2%キャッシュバックキャンペーン
ホテル 14,000円 7,000円キャッシュバックキャンペーンを2回利用
コンビニ 1,000円 20%キャッシュバックキャンペーン
※1,000円上限

トータルで17,000円ちょっと。

このほかにも家電量販店やホームセンター等を対象としたキャッシュバックキャンペーンもやってますし、ホテル代のキャッシュバックも複数の対象ホテルがあります。これら全てを達成すれば上表の数倍の金額を取り戻せますが、現実的には困難だと思います。

カード利用明細(キャッシュバックキャンペーン)

※カード利用明細(赤枠上段がガソリン、下段がホテル)

フリー・ステイ・ギフトで無料宿泊

アメックス・プラチナ会員には、年に一度「フリー・ステイ・ギフト」が届き、対象となる全国のホテルで2名1泊を無料で宿泊利用できます。
ホテルや季節によって宿泊料金は変わりますが、対象ホテルがヒルトンやマリオット、ハイアットなどなど、ハイクラスなホテルなので、3万円相当くらいにはなります。
2020年度までは、フリー・ステイ・ギフトの対象ホテルが、ちょっとランクの低いホテルが多数あったのですが、2021年度から一新され、かなり魅力的な優待特典になりました。


ちなみに、僕は2021年6月にフリー・ステイ・ギフトを利用して、新宿のヒルトン東京に宿泊したところ、ベーシックなヒルトンキングのお部屋からヒルトン東京の最上階、エグゼクティブキングにアップグレードしていただきました。
宿泊当日に料金を調べたら、会員価格で4万円を超える宿泊料金でした。


これら全てを合算すると、概ね年会費くらいにはなります。

しかし、これだったら、わざわざ高額年会費を支払わずとも、いいんじゃないのか?って考え方もあります。

アメックスプラチナ会員に届くフリーステイギフトの封書写真
ヒルトン ニセコビレッジ正面玄関

ヒルトンニセコビレッジでゴールド会員として宿泊

日本国内で最も商業地の地価上昇率の高い、北海道ニセコエリアにあるヒルトン ニセコビレッジに行ってきました。上級メンバーシップならではの特典活用です。

金額では表せない価値がある

では、なぜ僕がアメックス・プラチナを持っているのか?というと、金額では表せない価値がこのカードにあるからです。

僕にとっての、アメックス・プラチナの価値は以下の3つ。

ホテルの上級メンバーシップ

まず、ヒルトンやマリオットボンヴォイなど複数のホテルグループの上級メンバーシップに無料で登録できます。これにより、アップグレードや朝食無料、高速インターネット無料などの特典をチェックイン時に何も伝えなくても自動的につけてくれます。

言い換えれば、“アップグレードありき”で部屋を選択しますし、ヒルトンやコンラッドでは朝食が必要でも“朝食無し”で予約を入れます。

また、上級メンバーシップとは関係ありませんが、アメックス・プラチナ・ビジネス会員には、東京駅、新宿駅、博多駅に手荷物を無料で預かってもらえる場所があるんです。しかも、その荷物を宿泊先に当日無料配送もしてくれます。
出張時なら、これで身軽になって商談に向かえます。旅行も出張も快適になるのが、このカードの大きな魅力です。

アメックスでは、ホテルのキャッシュバックキャンペーンも毎年実施していますし、このキャンペーンを活用すればさらに安くラグジュアリーなホテルに宿泊することができます。

コンラッド東京のマスコット

ファイン・ホテル・アンド・リゾート

ホテル系の特典に関して他社を圧倒するアメックスプラチナは、他に「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」と呼ばれる優待特典も用意しています。
これは、世界1000ヵ所以上のラグジュアリーなホテル、リゾート施設が参加するプログラムで、以下の特典付きで宿泊することが可能です。


・チェックイン時の空室状況により12時よりチェックイン
・チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
・滞在中の朝食無料(2名まで)
・客室内のWi-Fi無料(※ホテルによって利用できない場合あり)
・レイトチェックアウト(16:00)
・100米ドル相当のホテル・オリジナル特典


ホテルの公式サイトや宿泊予約サイトと比べると、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」のほうが割高な料金となっている場合もありますが、100米ドル相当の特典が付いていることを加味すれば、ほとんどのケースで「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」が割安となります。(公式サイトと同金額を提示するホテルももちろんあります)
結果として、料金的にはホテル公式サイトや大手宿泊予約サイトを利用するよりも、大きく費用を抑えられます。
さらに、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどが用意されていることを踏まえると、お得度はこちらが断然上。

予定が早く終わったけどホテルに行ってもチェックインが出来ない、なんてことも「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」を利用していれば、アーリーチェックインで客室に入れますし、レイトチェックアウトを利用すればスーツケースを部屋に置いたまま商談に出かけたり遊びに出かけたりすることが可能。
家族旅行も、とっても楽しくなる優待特典です。


また、連泊すると館内施設で利用できる100米ドルのクレジットが付いたり、客室アップグレードやレイトチェックアウトも可能な「ザ・ホテル・コレクション」なる優待もあり、こちらは日本を含む世界に600以上の対象ホテルがあります。

ファイン・ホテル・アンド・リゾートの対象、ANAインターナショナルコンチネンタル東京のルームバーの写真

補償内容はトップクラス

旅行傷害保険などはゴールドカードでも十分納得のいく補償内容が付帯していますが、アメックスプラチナは補償内容が他社と比べて厚いのが特徴的。

たとえば、「個人賠償責任保険」。
本人や家族が住んでいる住宅の所有、使用、管理および日常生活の中で偶発的な事故によって他人に法律上の賠償責任を負った場合、1事故について1億円を限度に支払う保険がアメックスプラチナには付帯しています。
子どもがキャッチボールをしていて隣の家の窓ガラスを割ったとか、家の塀から出ていた釘が通行人の服を損傷させたとか、日常の中であるかもしれないちょっとした事故も補償してくれます。

そのほか、カードで購入したかどうかに関係なく、電化製品・パソコン、カメラなどが破損して場合に、使用期間に応じて購入金額の50~100%を保証する「ホームウェア・プロテクション」、せっかく予定していた旅行やコンサートをキャンセルせざるを得なくなった場合にキャンセル費用を補償する「キャンセル・プロテクション」などなど、旅行傷害保険やゴルフ保険以外の補償も充実しており、安心感は他社のプレミアムカードより上となっています。

アメックス・プラチナは、他社のプレミアムカードにはない「大きな安心」を与えてくれるクレジットカードです。

グルメ系の優待

2名以上で予約すると1名分のコース料理が無料になる特典なんかは使わない手はないですね。2名で予約したら実質半額ということですし、そもそも全国にある美味しいお店を知ることができるってのも大きなメリット。

対象となるコース料理は、概ね1~2万円に設定しているお店がほとんど。
仮に1万円のコース料理を2名で予約したら、飲み物代が別に発生しても16,000~17,000円くらいで収まります。そんな贅沢している値段でもありません。

アメックスプラチナでは、招待日和を利用することが可能ですが、2021年時点で国内外250店舗が対象となっています。Mastercardブランドのプラチナ会員が利用できる招待日和よりも、海外の対象店舗が多く、シンガポールだけじゃなく、ハワイや台湾にも対象店舗が存在しています。
なので、この点もメリットとして挙げてよいでしょう。

あと、対象ホテルのレストランやバーで、窓際席を優先的に確保してくれたり、個室料を無料としてくれたりする特典もあります。
夜景が眺められる窓際の席を、記念日に奥さんと利用したり、彼女と利用したりなんかしたら、そりゃ、もう喜ばれますよ。
仮に窓際が満席だった場合は、キャンセル発生時に優先的に変更してくれるので、アメックスプラチナさまさまです。

招待日和を使った和食店

セクレタリー(コンシェルジュ)

これを使わない方が少なくないですが、僕に言わせたら非常にもったいない。
たとえば、僕の場合、一人で出張に行った際は、セクレタリー経由で必ずお店を予約します。
※他社で言う“コンシェルジュ”のことをアメックスでは“セクレタリー”と呼びます。

「ひとりで居酒屋を予約できるの?」と感じた方がいるかもしれませんが、全然問題ありません。出来ます。
値段が高い店じゃなくてもセクレタリーは探してくれます。5,000円あればお釣りがくる美味しいお店を。知らない土地のお店を自分で探す時間があったら、仕事をするか趣味を楽しむ時間に回した方がいい、というのが僕の考えですから、時間を有効に活用できるセクレタリーはものすごく重宝しています。


これ以外も、アメックスプラチナは会員向けに内容の凝ったイベントを開催したり、付帯保険も手厚かったり、一概に年会費が高い!とは言えないカードです。
空港ラウンジもプライオリティ・パス以外にデルタスカイクラブなど複数のサービスを利用でき、プラチナカードの中では最大規模。
このカード1枚で様々な体験をすることができるんです。

入会1年でゴールドに戻そうか悩みましたが、総合的に考えると損なんかしてないんですよ。

ただ間違いなく言えるのは、旅行も出張もしない若しくは宿泊先は泊まれればいい、美味しい料理にお金を出すのはもったいない、クレジットカードは決済手段として機能すればそれでいい、ってな方には絶対に不向きです。


新規入会キャンペーン情報

いま、アメックス・プラチナに入会すると、カードの利用金額に応じて2つのボーナスがもらえるチャンス。
以下の2つクリアで、合計50000ポイント(50,000マイル相当)獲得可能です。

1.入会後3ヶ月以内に合計50万円のカード利用で20,000ボーナスポイント
2.入会後3ヶ月以内に合計100万円以上のカード利用でさらに20,000ボーナスポイント

100万円利用で通常ポイントが10,000pt付与されるので、合計50,000pt獲得可能です。

取得までの期間

アメックス・ビジネス・プラチナの現物写真 アメックス・ビジネス・プラチナの現物写真

アメックス・プラチナは新規申込みが可能です。

グリーンカードやゴールドカード会員の方は、一定の条件をクリアすればプラチナのインビテーション(招待状)が届きます。
僕は、ゴールドカード会員の時代に招待状を受け取った人間ですが、正直、年間利用額は30万~50万円くらいと、たいした使っていません。
ただし、アメックス・ゴールド時代に、2名以上の予約で1名分のコース料理が無料になる特典など、優待サービスを利用していました。これが年間利用金額は小さいけれど招待状を受け取るに至った理由だと思っています。

事実、ギリギリ招待制を採用していた2019年初頭に、アメックス公式サイトにて「アメックスのサービスをよく利用されている方をプラチナカード会員に招待する」ような旨の記載がありました。

また、法人経営者や個人事業主には、アメックスゴールド(法人カード)の案内が届きますが、僕のように稀ではあるものの“アメックス・ビジネス・プラチナ”のインビテーションが届くケースもあります。

アメックス・プラチナの審査について

20歳以上で定職がある方なら申し込みが可能となっています。
年金受給者でも申し込みが可能ですが、パート・アルバイトの方は申込みが出来ません。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード券面画像 年会費 本会員 143,000円(税込)
家族会員 4名まで無料
入会の目安 20歳以上で定職がある方
カードブランド アメックスブランドのロゴ
アメックスカード公式サイト

私はアメックス・ビジネス・プラチナ・カード会員

僕はアメックス・ビジネス・プラチナの会員です。
個人用カードもビジネスカードも、アメックス・プラチナはいずれも年会費143,000円(税込)。
補償内容に一部違いがあるのと、ビジネスに役立つ優待特典若干が追加されている以外、個人用もビジネス用も会員向け優待サービスは基本的に同じです。
この辺は、入会後、セクレタリーにも電話で確認しました。
細かな違いはありますが、主なものを挙げると
・個人カード会員は毎年バースデープレゼントをもらえる。
・個人カードは招待日和、ビジネスカード会員はグルメクーポンというように、2名以上で1名分のコース料理が無料になる特典が異なります。

なので、もしアメックス・ビジネス・プラチナの招待状が届いた会社経営者の方は、ビジネス・プラチナへ入会したほうがお得です。ただし、普通はビジネス・ゴールドの案内なので、プラチナの案内が届くのは非常に稀です。

アメックス・ビジネスプラチナの会員ページ

ビジネス・プラチナには招待日和がない

実は、僕が入会した当時、アメックス・プラチナには、アメックス・ゴールドには付帯していた“招待日和”がありませんでした。
招待日和は、2名以上の予約で1名分のコース料理が無料になる特典で、当時は国内約200店舗、いまでは国内・海外あわせて対象飲食店が約250店あります。これに代わる特典として、「ダイニング・アクセス」なる名称で同様のサービスをプラチナ会員に提供していますが、この「ダイニング・アクセス」は首都圏を中心に三十数軒しか対象店舗がないんです。

じゃぁ、プラチナ会員には不利な優待特典を付けているのか?というとそうではなく、招待日和は一定期間内に1店舗1回しか利用できない制限があるのに対して、「ダイニング・アクセス」は回数無制限で1名無料でコース料理をいただけるんです。

地方都市に在住している僕としては、招待日和のほうがありがたいのですがね。。

しかし、2019年個人用のアメックス・プラチナは「ダイニング・アクセス」を停止し、「2 for 1ダイニング by 招待日和」なる名称で、今現在、国内外合わせて約250店舗で利用できるサービスに代わりました。
(招待日和は2021年4月より対象店舗数が拡充され、アメックスプラチナの個人カード会員はシンガポールやハワイ、台湾にも対象店舗が存在し、国内と合わせると250店舗を超える対象店舗があります)
ただ、ビジネスカードには、しばらくこのグルメ優待が付帯しない期間が続きました。

とグルメ系優待についてはガッカリしていましたが、2021年4月より、ついにビジネスプラチナにも【2名以上の予約で1名分】のグルメ優待が追加されました。
個人カードの招待日和とは異なりますが、ビジネスプラチナには【ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン】なるサービスで全国約150店舗のお店で利用可能。
店舗数では個人カードには負けますが、それでも追加されたことは嬉しいですね。

アメックスの招待日和(お寿司編)

利用限度額はプラチナカードの中でもトップレベル

アメックスプラチナの利用限度額はトップレベルです。

「このカード、1,000万の限度額ついてるんだよ」

って話すと、周りのプラチナカードホルダーも「えっ!ホントに!?」って一瞬驚きます。自己満足でしかないのでしょうが、明らかに「格が違う」と感じるプラチナカードです。

ただし、アメリカン・エキスプレスの関係者とお話しする機会があって聞いたのですが、ビジネスカードは利用限度額が高めになる傾向が強いとの話。ビジネスの仕入れ等で機会損失を与えたくないとの思惑がある旨も聞きました。

なお、プラチナだろうがゴールドだろうが、アメックスカードの場合は、利用実績に応じて利用限度額は高くなったり低くなったりと変動します。

ダイナース同様、アメックスには一律の利用限度額がありません。


また、個人カード、ビジネスカードを問わず、アメックスカードは“デポジット”を利用することが可能です。事前入金サービスですね。
僕の友人にも、毎月1000万円を超える支払いをしている方がいますが、デポジットを活用しての決済です。

なので、高額決済を希望する方にとっても、アメックスカードは適していると言えます。

プラチナ・セクレタリーは大いに利用すべし

アメックス・プラチナは高額ですが、最も効果的に活用するなら【プラチナ・セクレタリー・サービス】(他社で言うコンシェルジュ・サービス)を活用することだと思います。年に2~3回の利用ではダメで毎月毎月利用するのがベストですね。
もちろん、年会費相応の優待サービスを他に見出す人もいるのでしょうが、個人的な意見としてプラチナ・セクレタリー・サービスをそれなりに利用しないと年会費の元を取った気がしない1枚です。

ぜひ、入会したら出張時や大切な人との会食に利用してみてください。

他社のコンシェルジュと比べて評判のいいアメックスのセクレタリーですが、個人的に感じるのは、他社と比べてプラスαの気遣いが感じられることですね。
ダイナースやJCBザ・クラスのコンシェルジュも悪くはありません。対応は丁寧ですし、キチンと依頼したことに回答を出してくれます。

が、アメックスの場合、“言葉”ひとつとっても、こちらを気遣うプラスαの一言を添えてくれることが何度もあり、セクレタリーの担当者とお話をしていても気持ちよさを感じます。
これは、他社のコンシェルジュにはそうそうないですね。

事実、アメックス・プラチナを解約しようかと思ったとき、セクレタリーに「アメックス・プラチナのメリットは何?なにが良くって、プラチナカード会員を継続していますか?」と聞いたことがありますが、「セクレタリーの対応を継続の理由に挙げる方が一番多いです。」との回答をもらっています。


また、会社経営者の方で、個人用カードかビジネスカードか悩んでいる人がいたら、僕個人としては「ビジネスの方がいいかな」と感じます。法人向けの保険や優待特典も加わっていますし、カード決済だけじゃなく色々な優待特典を利用するなら年会費相応のサービスと補償が備わったプラチナカードと言えます。


ただし、アメックスのセクレタリーは、相談に応じてくれる幅が狭いです。何か商品を探しているときなどは、対応してくれないこともあるので、【旅行やレストラン予約】だけしか依頼することが無い、という方に適しているプラチナカードです。

アメックス・プラチナのデメリット

ポイント還元率が低い

アメックスカードは、グリーンやゴールドもそうですが、プラチナ”も同様にポイント還元率には期待できません。

たとえば年間200万円の利用があれば、JCBザ・クラスだとギフトカード交換で約16,000円相当。
三井住友カード プラチナでは、23,000円相当のギフトカード。

これに対してアメックス・プラチナは10,000円相当のギフトカードにしか交換できません。
※「メンバーシップ・リワード・プラス」に参加登録した場合です。これに参加しないと約6,600円相当にしかなりません。

ANAのマイレージプログラムに移行する場合だと、200万円の利用分のポイントでは20,000マイルになりますが、2018年12月より年間移行上限が4万ポイント(=4万マイル相当)と、それまでの半分に改悪されました。
同じ年会費143,000円(税込)のダイナースクラブ プレミアムカードだと、200万円の利用は30,000マイル相当に交換できるので、ダイナースの方が効率的。(ダイナースも2018年12月より、ANAマイルへの年間移行上限が4万マイルに改悪)

なので、アメックス・プラチナに入会したら、豊富に用意されている優待特典を徹底的に使いこなすことが、割高感を解消する方法だと思います。

メンバーシップ・リワード・プラスに必ず参加登録すること

実は、アメックスのポイント還元率をアップするための方法として、「メンバーシップ・リワード・プラス」に参加登録するという方法があります。
登録費は年額で3,300円(税込)。
更新費用も3,300円(税込)で、一度参加登録すると毎年更新費用が引き落とされます。

この「メンバーシップ・リワード・プラス」はアメックス・プラチナ会員なら、個人カード・ビジネスカードを問わず参加登録費用が無料。
ただし、ページ冒頭にも書いたように、【申込み】をしなければいけません。
申込みをしないで航空会社のマイルやTポイントに移行していたら、とんでもない損をします。

「メンバーシップ・リワード・プラス」への参加登録は、ウェブからもできますが電話でした方が手っ取り早いのでおすすめです。
アメックス・プラチナに入会したら、まず、セクレタリーに電話をして参加希望の旨を伝えましょう。

アメックスを使えないショップはある

アメックスカードを使えないお店は少ないですが、それでもVisaやJCBなどと比較すると利便性で劣ります。
ネットでは、「JCBを使えるお店ではアメックスが使える」という情報もかなり出ていますが、100%ではありません。
レジの前の利用可能なカードの案内にアメックスのロゴが無ければ、使えない覚悟はしておいた方がいいですね。

あと、ネットショップでも、使えないお店を結構見かけます。
有名どころだと、ニンテンドーではアメックスで決済できません。

ニンテンドーショップではアメックスが使えない

アメックス・ビジネス・プラチナ・カードの補償と会員特典について

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの主な会員特典

プラチナ・セクレタリー・サービス
様々なシーンで頼もしい存在のセクレタリー(コンシェルジュ)ですが、とくに旅行に関する対応は非常に優れており、要望を伝えれば的確なプランを組み立ててくれます。
ホテルを優待特典付きで利用できる
通常では、年間登録料や年間数十泊が必要となるホテルグループの上級メンバーシップまたはVIPプログラムに無料でご登録できるサービスは、プラチナカードならではの質の高い特典。
空港ラウンジ
世界130ヵ国以上の1,200ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」なるサービス。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードなら、他社のサービスと異なり、家族会員も無料で入会できます。
「フリー・ステイ・ギフト」サービス
毎年カードを更新する毎に、ホテルに1泊できる無料宿泊券がプレゼントされる、非常にお得なサービスです。
充実した保険
カードで購入した商品の返品を購入店が受付けない場合に、一定期間内なら購入金額の全額をアメリカン・エキスプレスが払い戻すリターンプロテクションをはじめ、充実の保険内容が魅力的です。
メディカル・コンサルテーション
「病気で治療を受けているけど、なかなか改善が見られない」といったときに、日本を代表する専門医を紹介してくれたり、セカンドオピニオンを受けることが出来ます。
プラチナ・アクセス
通常は、一見さんお断りの高級料亭をアメリカン・エキスプレスが会員の代わりに予約を入れてくれる特典です。
2 for 1 ダイニング招待日和
有名な飲食店で、会員限定のディナーコースを2~4名で予約すると、1名分のコース料金が無料になるサービスです。
ポイントプログラム
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのポイントプログラムについて紹介します。


アメックスプラチナとゼニアスーツ

そのほかの会員特典

星野リゾートの国内外の宿泊施設、「星のや」「界」「リゾナーレ」を優待プランで利用できます。
「星のや」「リゾナーレ」各ホテル・ブランドに2名様以上でご宿泊いただきますと、1予約につき、1回分の宿泊者様のご夕食料金が無料。
「界」各ホテル・ブランドに2名様以上でご宿泊いただきますと、お部屋のアップグレードと、1予約につき、1回分の宿泊者様のご朝食料金が無料となります。
※いずれも連泊の場合は2泊目以降は適用外となります。

国内の厳選されたラグジュアリーホテル、リゾートホテル、旅館を優待特典付きで利用できます。

プラチナ・セクレタリー・サービスを通じて日本発着の往復国際線航空券または海外パッケージツアーを購入(いずれも1回の購入金額が100万円以上)すると、出発・帰国時にMKタクシーをカード会員専用に用意し、指定の場所と空港間を送迎するサービスです。
※対象空港は羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港となっています。利用可能地域は入会後にご確認ください。

海外旅行の出発および帰国時に、自宅と空港間をスーツケース2個まで無料で配送するサービスです。

ハーツレンタカーを優待特典付きで利用できます。

食に関する書籍執筆や昔の人気番組「料理の鉄人」を企画した、小山薫堂氏を総合プロデューサーとして迎えたダイニング・イベントを年に数回実施しています。

国内外の主要都市にある有名レストランの紹介から予約までを承るサービスです。予約の取りにくい国内の人気レストランの予約も可能で、奥さんとの記念日や重要な取引先との会食に利用できます。

会員制の一流ゴルフクラブを、原則として平日のみ、メンバーの紹介や同伴なしでビジター料金のみで利用できます。
同伴でプレーする方もカード会員と同じ料金で利用可能です。

また、全国1,100以上のゴルフ場および海外(ハワイ・グアム・サイパン)の提携コースの予約・手配を無料で承っています。
※お問い合わせは専用のゴルフデスクで承っています。

グランサイズ恵比寿ガーデン、スイスホテル南海大阪「ピュロヴェルスパ&スポーツ」、グランド・ハイアット・福岡「クラブオリンパス」を入会金・年会費無料、都度利用料金にて利用できます。

30フィートクラスのクルーザーをオーナーのように国内で利用できるサービス。利用時にはクルーが同行しますが、2回目以降は自身で操縦することも可能です。また、41フィートクルーザーのチャーターも承ります。

千葉県の浦安ヘリポートから発着する豪華なヘリコプターの優先予約を承ります。利用日の2週間前までにプラチナ・セクレタリー・サービスにて申し込む必要があります。

新規入会キャンペーン情報

いま、アメックス・プラチナに入会すると、カードの利用金額に応じてボーナスがもらえるチャンス。
以下の2つクリアで、合計50,000ポイント(50,000マイル相当:ANAに移行した場合)獲得可能です。


1.入会後3ヶ月以内に合計50万円のカード利用で20,000ボーナスポイント
2.入会後3ヶ月以内に合計100万円以上のカード利用でさらに20,000ボーナスポイント
3.合計100万円の利用で通常もらえる10,000ポイント



アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード券面画像 年会費 本会員 143,000円(税込)
家族会員 4名まで無料
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プラチナカードはポイントで年会費相当のメリットを受けるのではなく、優待特典・サービスを活用して得られる「エクスペリエンス」が最も重要。ポイント還元率重視なら年会費無料カードを選べばいい。
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執筆 長谷川 亮

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